入院のご案内

入院の受付

  • 外来からの入院は主治医の判断により決まります。
  • 他の医療機関から転院を希望される方は、現在の主治医からの「診療情報提供書等」を拝見し、リハビリテーションを含め入院の必要性や期間等について書類検討の上入院の可否の決定をします。
  • ご家族による入院相談と申込みは地域連携室でお受けしております。予め日時をご予約の上お越しください。
  • ご入院日が決まり次第ご連絡いたします。指定の日時にご入院できますようご準備をお願いします。
  • 入院待機中にご病状等に変化がありましたら速やかにご連絡ください。ご状況によってはご入院が延期になる場合がありますのでご了承ください。

当院におけるマイナンバーカードを用いた保険証資格確認システムの導入について(設置の延期)

国により、全ての医療機関において、令和5年3月31日までに、患者の皆様のマイナンバーカードを用いた保険証資格確認システムの導入が義務付けられており、当初、当院でも導入に向けて準備を進めておりました。

しかし当院では、令和6年秋に新棟竣工が控えているため、この度、経過措置が適用される届出を行い、同システムの設置が新棟開設時まで猶予されることとなりましたのでお知らせいたします。

従いまして、保険証は従来どおり、月が替わる毎に最低1回は窓口にご提示の上、確認させていただきたく、引き続きご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

入院の生活について

  • ご入院後、主治医が診療計画を説明します。
  • また、看護や介護、リハビリテーションの計画や病院の医療安全管理、院内感染予防、褥瘡予防の指針等に基づき、最善の診療・看護・介護・リハビリテーションを提供します。
  • 病状の変化等により、転病室や転病棟をお願いすることがあります。
  • お食事の時間は、朝食8:00、昼食12:00、夕食18:00です。
  • 当院は全室・全館禁煙(駐車場も含みます)です。

アメニティー(洗濯・理容室・売店・電話・テレビなど)について

  • 訪問理容、新聞スタンド、公衆電話(カード・コイン兼用)、カード式テレビ(700分1,000円)、日用品自販機、コンビニ自販機(写真右)
  • 患者さんやお見舞い訪室中の方への電話は直接おつなぎできませんが、緊急時に限り伝言にて取次ぎます。
  • 携帯電話での通話およびメールの使用は、使用区域でお願いします。
  • 職員が携帯しているPHSは、電波障害のないスタッフコールの子機ないし院内専用です。ご了承下さい。
  • テレビの持ち込みは、安全対策上お断りしています。個室(1人)部屋以外にはテレビ等の備付がありません。テレビ視聴をご希望の方は、病棟スタッフにお声をかけて下さい。カード式テレビをお貸します。カードは、外来ロビー、リハビリテーション室前の自動販売機で購入できます。視聴の際は、イヤホンを付けて視聴ください。イヤホンは自動販売機でも購入できます。
  • 病棟内でフリー Wi-Fi が使用できます。

  • 携帯電話での通話およびメールの使用は、使用区域でお願いします。
  • 職員が携帯しているPHSは、電波障害のないスタッフコールの子機ないし院内専用です。ご了承下さい。
  • テレビの持ち込みは、安全対策上お断りしています。個室(1人)部屋以外にはテレビ等の備付がありません。テレビ視聴をご希望の方は、病棟スタッフにお声をかけて下さい。カード式テレビをお貸します。カードは、外来ロビー、リハビリテーション室前の自動販売機で購入できます。視聴の際は、イヤホンを付けて視聴ください。イヤホンは自動販売機でも購入できます。
  • 病棟内でフリー Wi-Fi が使用できます。

ご面会について

入院患者様並びにご家族の皆様 [2022.1.7 更新]

 

当院では、現在の全国的な新型コロナウイルス感染者数の増加傾向を踏まえて、万全の感染対策を徹底していくために、2022(令和4)年1月11日(火曜日)より、入院患者様への対面によるご面会を当面の間、中止といたしまして、ご希望の方にはリモートによる面会に切り替えさせていただきます。

 

更には、今後の感染状況により、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置を発令する等の事態となりましたら、面会を全面的に制限する場合もありますので、予めご承知おきをお願いします。

 

入院患者様のご家族の皆様には、またしばらくの間、ご辛抱をお願いすることとなりますが、引き続き感染防止対策に努めてまいりますので、ご理解とご了承を賜りますよう切にお願いいたします。

 

再開の折は、改めまして当ホームページにて周知いたします。

 

>> リモート面会についてのページはこちらをご覧ください

入院費のお支払いについて

  • 現金、クレジットカード、電子マネー、または銀行口座からの引落にも対応いたします。
  • 1ヶ月分をまとめて、翌月10日以降に請求書を発行します。
  • 入院会計窓口における対応時間などは下記の通りです。
  • ◇現金、クレジット、電子マネー等でのお支払いは、月曜から土曜日の午前8時30分~午後5時までとなります。
  • ◇日曜祝日、平日夜間(午後5時以降)の現金・クレジット・電子マネー等でのお支払いはできません。
  • →[2021年10月10日更新]
  • 領収書は所得税の医療費控除などに必要です。再発行はできませんので大切に保管して下さい。
  • 退院の際は、原則当日のご精算となりますので『保証金預り証』を忘れずにお持ち下さい。

入院の諸費用

1. 医療保険の規定による一部負担金(負担割合)
○ 健康保険・国民保険・退職者医療
  いずれも『3割負担』です。
  それぞれ「高額療養費」による還付制度があります。詳しくは医事課にお尋ね下さい。


○ 前期・後期高齢者医療
負担割合 3割の方 2割、1割の方 減額認定証の方
月の限度額 252,600円+
(医療費-842,000)
×1%
(多回数140,100円)
57,600円
(多数回44,400円)
2)24,600円 1)15,000円
○ 一般病棟入院時食事療養費
1食につき

460円

○ 回復期リハビリテーション病棟入院時生活療養費
食費 1食 460円
居住費 1日 370円
○ 療養病棟入院時生活療養費
  区分1 区分2・3
食費 1食 460円 460円
居住費 1日 370円 370円

  入院時食事療養費、入院時生活療養費共に「減額認定証」により減免が受けられます。

 入院時食事療養費、入院時生活療養費共に「減額認定証」により減免が受けられます。

2. 保険外の諸費用
当院では次表により保険外費用のご負担をいただいています。
入院保証金を除き消費税を含んだ金額です。
○ 入院保証金(入院時)
「預り証」を発行し、退院時までお預かりします。
1~2人室 100,000円
3人室以上 50,000円
○ 差額室料(1日当り・消費税込み)
病室 B棟2階 B棟1階 C棟2・3階
1人室 10,490円
12,580円
13,620円
9,470円 15,080円
10,000円
2人室 7,330円 6,320円 8,150円
3人室
4人室
○ 特定療養費に係る特別な料金(1日当り・消費税込み)
1日 1,480円 難病や重度の疾病の方を除き、入院が通算で180日を越えた場合、保険の給付から除外される入院基本料相当額をご負担いただきます。
開示等に係る手数料 3,100円
コピー代1枚 20円
○ 文書料(消費税込み)
入院証明書 1,100円
診断書 2,200円
病歴等記載診断書 5,500円~7,700円
○ 入院セット:寝衣、タオル、紙オムツ、日用品等(1日当り消費税込み)
 ■一般病棟・療養病棟
Aセット 2,002円
Bセット 1,650円
 ■回復期リハビリテーション病棟
A1セット 407円
A2セット 429円
Bセット 264円
Cセット 264円
Dセット 495円
Eセット 330円

 ※詳細は入院セットのご案内をご覧ください

病棟と施設基準

病棟名称 種別 病床数 病室の定員と室数
1人室 2人室 3人室 4人室 6人室
B棟2階 一般 50 4 3 0 4 4
C棟2階 回復 50 4 7 0 8 0
C棟3階 49 3 7 0 8 0
B棟1階 療養 50 1 3 1 4 4
病棟名称 診療報酬基本診療等の施設基準
B棟2階 ■一般病棟入院基本料(地域一般入院料3)
■看護補助加算1
■看護配置加算
C棟2階 ■回復期リハビリテーション病棟入院料1(13対1)
■体制強化加算1
C棟3階 ■回復期リハビリテーション病棟入院料1(13対1)
■体制強化加算1
B棟1階 ■療養病棟入院基本料1(20対1)
■療養病棟環境改善加算2(B1)
■夜間看護加算
  • 一般病棟は、平均して患者さん15人に対し1人以上の看護師・准看護師が勤務しています。回復期リハビリテーション病棟は、平均して患者さん13人に対し1人以上の看護師・准看護師が勤務しています。
  • 療養病棟は、平均して患者さん20人に対し1人以上の看護師・准看護師、同じく1人以上の介護職員(ケアワーカー)が勤務しています。
  • 日勤、夜勤帯ごとの実際の勤務者数は、各病棟に掲出しています。

その他の施設基準(厚労省:関東信越厚生局宛て届出で受理されています)

基本診療科の施設基準
  • 感染対策向上加算3
  • 医療安全対策加算2
  • 医療安全対策地域連携加算2
  • 後発医薬品使用体制加算1
  • 超重症児(者)入院診療加算
  • 準超重症児(者)入院診療加算
  • 患者サポート充実加算
  • 診療録管理体制加算2
  • データ提出加算2
  • 認知症ケア加算3
  • 栄養サポートチーム加算
特掲診療科の施設基準
  • 薬剤管理指導料
  • 無菌製剤処理料
  • 検体検査管理加算1
  • 輸血管理料2
  • 輸血適正使用加算
  • 時間内歩行試験
  • 脳血管疾患リハビリテーション1
  • 呼吸器リハビリテーション1
  • 運動器リハビリテーション1
  • リハビリテーション初期加算
  • CT撮影
  • 神経学的検査
入院時食事療養・入院時生活療養等届出
  • 入院時食事療養1
  • 入院時生活療養1

回復期リハビリテーション病棟のご案内

スタッフ募集につきまして

>>募集要項はこちらをご覧ください。

回復期リハビリテーション病棟とは?

脳血管疾患、大腿骨頸部骨折等、治療終了後の患者さんに対して、「リハビリテーションを中心に、家庭復帰・社会復帰を目標とした病棟」です。
患者さん・ご家族さんが安心して在宅生活が送れるように多職種が連携して援助を計画し、実践します。

回復期リハビリテーション病陳 指針
  • リハビリテーション関連スタッフが一丸となり、患者さんの在宅復帰を支援します
  • その人らしい生活の再構築を患者さん・ご家族と共に考え、計画的でゆとりのあるリハビリテーションを提供します
  • 職員は自己研鑚し人間性と専門性の向上を図り、より良いチームアプローチによる安全で質の高い医療を提供します

  • 職員は自己研鑚し人間性と専門性の向上を図り、より良いチームアプローチによる安全で質の高い医療を提供します
入院対象および入院可能な期間
  • 回復期リハビリテーション病棟は入院できる期間に日数制限があります。
  • 対象疾患により、60日から180日の入院日数制限が設けられています。
疾患名 発症からの期間 入院可能期間
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、脳挫傷、くも膜下出血のシャント術後、脳炎、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症など又は義肢装着訓練を要する状態 2ヶ月以内 150日以内
大腿骨・骨盤・脊椎・股関節又は2肢以上の骨折もしくは手術後 90日以内
外科手術または肺炎等の治療時の安静による廃用症候群
大腿骨・骨盤・脊椎・股関節の神経・筋・靭帯損傷後 1ヶ月以内 60日以内
股関節または膝関節の置換術後 1ヶ月以内 90日以内
入院申込みから退院までの流れ
  • 入院時検査・リハビリテーション初期評価
  • ・身体の全体管理とその日からの日常生活の介助量の決定のため、リハビリテーション評価を行います。
  • 初回カンファレンス
  • ・当日の検査結果・リハビリテーション評価・薬剤情報・栄養状態を基に多職種およびご家族・ご本人を含め、今後の方針、日常生活の介助量を決定し、その場でお伝えします。
  • ・ご不明な点、ご要望もこの場でお話しいただくことができます。
  • リハビリテーションカンファレンス
  • ・毎月、医師、看護師、リハビリテーション担当者等が集まり、患者さんの回復の度合い・リハビリテーションの進行状況を確認し、問題点を話し合います。
  • 退院準備
  • ・退院後の生活がスムーズに営めるように必要に応じて、試験外泊・家族指導・家屋評価・福祉用具の提案などを行います。
  • 退院
  • ・入院期間は患者さんの疾患・状態に応じて、2~5ヶ月となっています。
回復期リハビリテーション病棟の1日の流れ

日常生活へスムーズに移行できるように、まず生活のリズムを整えましょう。朝の起床・洗面・身支度等の練習を行いましょう。日中は、活動的にリハビリテーション等を行いましょう。
*ある患者さんの一例です。
*リハビリテーションは患者さんの状態に合わせて、1日最長3時間まで実施します。

リハビリテーションの体制
理学療法

座る・立つ・歩くといった日常の基本的動作の回復を図り、より安全に行なえるように病気やケガの状態に応じて多方面からアプローチします。

作業療法

運動や作業を通じて、関節機能の向上、日常生活活動(身辺動作、トイレ動作、入浴、趣味の開発など)、を練習し、心身の残された能力を引き出します。

言語聴覚療法

失語症や構音障害の方に対し、コミュニケーションに必要となる「聞く・読む・話す・書く」練習や、安心して食事をするための嚥下訓練、「嚥下造影検査」も行っています。

入院までの流れ
  • 現在入院している病院からの入院申込み
  • ・現在入院している病院に相談してください。
  • 入院検討会
  • ・患者さんの情報やリハビリテーションの必要性等を基に、受け入れについて、医師・看護師・リハビリテーションスタッフ・ソーシャルワーカー等全員で検討します。
  • 結果連絡
  • ・おおむね1週間以内には、入院の可否について地域連携室より紹介元医療機関へご連絡します。
  • 入院時にご持参頂くもの
  • ・入院されていた病院からの必要書類(紹介状等)、お薬、介護保険証、医療保険証、お薬手帳等をお持ち下さい。
病棟の様子

食堂

病室

談話コーナー

病棟カンファレンス

私たちが入院生活をサポートさせていただきます。

医師の指示により、病棟内すべてのスタッフが医療リハビリテーションチームとして協力し、患者さん・ご家族をサポートいたします。

  • 《医師》
  • 患者さんに対して医学的な治療や管理を行います。リハビリテーションの方針を決める話し合いにおいて各職種の意見を確認し、決定した事項を患者さん・ご家族にご説明させて頂きます。
  • 《看護師》
  • その人らしい社会生活が営めるよう、疾病予防や健康増進に向けた看護・指導を行っています。多職種チームの調整を行い、在宅復帰に向けた支援をしています。
  • 《リハビリテーションスタッフ》
  • 障害された機能へのアプローチと共に、基本的動作(座る・立つ・歩く)の獲得を踏まえ、日常生活動作の自立を目指したリハビリテーションを実施しています。
  • 《薬剤師》
  • 病気の治療にはお薬が必須です。そこで薬剤科では服用されているお薬の効果の確認と副作用の防止に努め、退院後のお薬の管理や服用についてサポートしてまいります。
  • 《管理栄養士》
  • 入院時から、栄養状態を把握し基礎疾患、摂食・嚥下機能に合わせたお食事を提供します。退院後の食生活について栄養食事相談・指導を行います。形態に関する調理の指導、配食サービスの紹介、ケアマネージャーやヘルパーとの打ち合わせ等ご自宅や施設でのお食事の心配事にできる限り対応させて頂きます。
  • 《ソーシャルワーカー・退院調整看護師》
  • 入院中の生活や社会復帰を見据えた課題を、患者さん、ご家族と一緒に検討し社会資源を活用するなど、退院後の「その人らしい生活」を目指しサポートさせて頂きます。