【第2報】有隣病院における新型コロナウイルス感染について(収束のお知らせ)
11月25日(金)の【第1報】で、当院の3つの病棟で合わせて16名の入院患者の皆様が新型コロナウイルスPCR検査で陽性が判明したとの報告をいたしましたが、その続報です。
その後、世田谷保健所からの指導を受けながら陽性となられた患者の皆様への加療を行いつつ、感染拡大防止対策に努めておりました。院内では投与可能な方には抗ウイルス薬の服用を、服薬が困難な方には点滴による抗ウイルス薬の投与を行うなど、できる限りの治療を行いました。また、中には新型コロナウイルス感染症治療病院に転院していただき、加療を受けられた患者さんもいらっしゃいます。
陽性が判明した直後から、陽性となられた患者の皆様が在院される病棟では感染拡大を防止すべく懸命に対応を行い、まず 11月26日(土)に回復期リハビリテーション機能のC3病棟で在棟患者の皆様全員のPCR検査の実施による陰性を確認しました。一方のB棟ではやや回復が遅れておりましたが、12月5日(月)に一般病棟のB2病棟で同様に陰性を確認、そして12月8日(木)に残るB1病棟でも同じく陰性を確認できました。これで、各病棟でそれぞれ別の要因で発生したこの度の感染において、陽性が判明した全員の方が陰性化されました。
以降、同病棟内の他の入院患者様や職員から新たな感染者や発熱などの症状は見受けられておりません。
従いまして当院では、感染された方全員が発症から10日間以上、かつ症状軽快から72時間以上を経過しているため、病状の安定と再検PCRの結果確認をもって、各病棟におけるこの度の感染は収束したものと捉えます。
入院患者の皆様やご家族の皆様、または今後当院に入院を検討、予定されている皆様に多大なるご心配をおかけしましたが、今回も患者様のご協力と各職員の取り組みにより収束に至ることができました。
未だ全国的に感染者数が増加傾向で安心できない状況ですが、今後も引き続き、感染防止対策を徹底して病院運営を行ってまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。