【第3報】有隣病院回復期リハビリテーション病棟における新型コロナウイルス感染者発出について(収束のお知らせ)
2022年9月20日(火)に、有隣病院の回復期リハビリテーション病棟に入院されている患者さんがその時点で9名、職員が10名、新型コロナウイルスに感染されたとの報告をいたしましたが、その続報です。
その後も医学的管理に基づき、感染防止対策を施しつつ、発熱等の症状が見受けられた全ての患者の皆様にPCR検査や抗原定性検査を実施したところ、9月22日(木)までに新たに4名の患者の皆様と3名の職員が陽性と判明しました。
第1報、第2報と合わせると計13名の入院患者の皆様(職員が13名)の新型コロナウイルス感染者が確定されました。引き続き世田谷保健所とより綿密な連絡をとり、指導を受けながら対応にあたり、陽性が判明した患者の皆様については、新型コロナウイルス感染症治療病院での加療のため速やかに同保健所へ転院の調整を依頼し、うち11名の入院患者の皆様の転院が完了しております。残る2名の入院患者さんは、抗ウイルス薬の投与も行いながら状態の観察を継続しておりましたが、重症化されておらず、状態は安定されております。
上記で陽性と判定された患者の皆様以外は、PCR検査等を用いた厳密な観察を行い、9月26日(月)時点で5日間、他の入院患者様や職員から新たな感染は見受けられておりません。また、これまで陽性を示していた2名の入院患者の皆様に同26日(月)に再度PCR検査を行い、陰性が確認されました。
従いまして、当院では、感染された方全員が発症から10日間以上、かつ症状軽快から72時間以上を経過しているため、病状の安定と再検PCRの結果確認をもって、今回の一連の感染は収束したものと判断いたします。
入院患者の皆様やご家族の皆様、または今後当院に入院を検討、予定されている皆様に多大なるご心配をおかけしましたが、患者様のご協力と各職員の取り組みにより収束に至ることができました。今後も引き続き、感染防止対策を徹底して病院運営を行ってまいりますので、引き続きよろしくご理解の程をお願い申し上げます。