概要
私たち診療放射線技師は、医師の指示のもと受診者に分かりやすく説明をした上で、被ばく低減を考慮した最適な線量で検査を行い、常に診断に最適な画像を提供するように心がけております。
近年、画像診断装置の性能は飛躍的に進歩しており、それらを駆使し予防・治療医学、そして地域医療に貢献しております。
放射線科とは
放射線科では、外来・病棟からの依頼により、一般撮影装置・X線TV装置・X線CT装置・骨密度測定装置での検査・撮影を行っております。
施設・機器
一般撮影装置
頭からつま先まで全身の撮影が可能なX線検査になります。
炎症・腫瘤性病変・骨折の有無等の診断に有効な検査です。
X線TV装置
透視像によるリアルタイムでの観察と撮影が可能です。
バリウムによる消化管撮影や他の造影検査に使用します。
また、透視像を利用した処置・治療を行う際にも活躍します。
X線CT装置
身体の周りからX線の照射・収集を行い、収集したデータをもとに画像を作成します。
画像は横断面ですが、任意の角度の画像・３D画像も作成可能です。
脳疾患（出血・梗塞）や炎症・腫瘤性病変の診断に有効で、小病変の検出に優れており、各領域で使用される代表的な画像診断装置です。
骨密度測定装置
当院では、超音波測定法・DXA法の2種類の測定法があります。
- 超音波測定法
踵（かかと）に超音波をあて骨密度を測定します。 - DXA法
前腕にX線を照射し、X線の吸収率の差で骨密度を測定する方法です。
スタッフ
診療放射線技師 ３名
（令和5年5月 現在）
所属学会等
日本診療放射線技師会
東京都診療放射線技師会