リハビリテーション科

概要

当院では、主に急性期治療が落ち着いた患者さんを対象とした回復期リハビリテーションを中心に、慢性期の患者さんへのリハビリテーションにも取り組んでいます。

回復期の患者さんは、最もリハビリテーションが必要な時期に、回復期リハビリテーション病棟に入院したうえでリハビリテーションを提供し、在宅への復帰を目指します。

慢性期の患者さんであっても、リハビリテーション医療という視点からは、状態の悪化を予防する方(予防)、残存能力の向上が望める方(回復)、環境に適応していく方(適応)、適応した状態を維持していく方(維持)など、様々な患者さんがいらっしゃいます。

 私たちはリハビリテーション専門職として様々な状態及び変化に適したリハビリテーション医療を推進していきます。これまで地域に貢献する病院として運営して参りましたが、これからは入院リハビリテーション施設として、地域のみなさんのお役に立ちたいと考えています。

担当医師

兼子 尚久 回復期リハビリテーション病棟副統括部長

専門領域日本リハビリテーション医学会 専門医
日本脳神経外科学会 専門医
外来日 火曜日午後

脳神経外科医として脳卒中急性期治療に長く携わってきた経験から、脳血管疾患等に対する回復期、生活期のリハビリテーション全般の診療を行っています。

たとえば痙縮を伴う患者さんには、下肢装具とボトックス注射を併用した歩行訓練を、嚥下障害を伴う患者さんには、内視鏡や造影検査での評価を行ったうえでの嚥下訓練を行うのですが、いずれも個々の患者さんの機能・活動・環境・社会参加などを踏まえ、患者さん、ご家族と一緒に相談しながらリハビリテーションを計画することに努めています。

村松 倫 医師(非常勤)

専門領域日本リハビリテーション医学会 専門医
日本神経学会 専門医
外来日 なし

週1回、回復期リハビリテーション病棟に入院されている患者さんを中心にリハビリの相談を受けています。より適したリハビリが受けられるよう頑張りますので宜しくお願します。

*以下の各科医師が回復期リハビリテーション病棟入院患者さんの担当医となります。

  • 横井 秋夫 医師
  • 松田 行正 医師
  • 久保 英一 医師
  • 中崎 操 医師